共感度MAX!『花束みたいな恋をした』が描く恋愛の理想と現実

恋愛映画

Amazon.co.jp: 花束みたいな恋をした 通常版 [DVD] : 菅田将暉, 有村架純, 清原果耶, 細田佳央太, 韓英恵, 中崎敏, 小久保寿人, 瀧内公美, 森優作, 古川琴音, 土井裕泰: DVD
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キャスト

『花束みたいな恋をした』は、菅田将暉さんと有村架純さんのW主演で描かれた等身大のラブストーリーです。

菅田将暉さんが演じるのは、大学卒業後にフリーター生活を送る山音麦(やまね・むぎ)。穏やかで優しい性格の青年で、好きなものにはとことんこだわる“サブカル男子”です。麦が大切にしているのは、商業的にはあまり知られていないけれど、個性的で魅力的な映画や音楽、文学。そんな彼のこだわりが物語の随所に光ります。

有村架純さんが演じるのは、同じく大学を卒業したばかりの八谷絹(はちや・きぬ)。明るく親しみやすい雰囲気の女性で、麦と同じく映画や音楽、文学に深い興味を持っています。感受性豊かで、相手の気持ちに寄り添おうとする優しさが魅力のキャラクターです。


ストーリー

物語は、終電を逃したことがきっかけで出会ったの偶然の出会いから始まります。

終電を逃してしまった二人は、偶然入った居酒屋で隣の席に座ります。最初は他愛のない会話をしていましたが、次第に「好きな映画」や「好きな音楽」、「好きなアーティスト」などの話題で盛り上がります。お互いが同じような趣味や価値観を持っていることが分かり、まるで運命の出会いのように意気投合。

この運命的な出会いをきっかけに二人は親しくなり、やがて恋人同士に。好きなものが同じ二人は、いつしか同棲を始め、幸せな日々を送ります。部屋で好きな映画を一緒に観たり、好きな音楽をかけながら料理をしたり、何気ない日常の中にある“好き”を共有することで、二人の絆は深まっていきます。

しかし、楽しい時間は長くは続きません。社会人として働き始めたことで、二人の間には次第にすれ違いが生まれます。

麦は自分の夢を諦め、安定した仕事に就くことを選びます。一方、絹もまた、自分の夢と現実の狭間で葛藤し、次第に二人の距離は広がっていくのです。

ついに迎えたクライマックスのケンカのシーン。お互い「相手のため」を思って行動しているのに、なぜか心が通じ合わない。絹が「わかってよ!」と感情をぶつける場面は、胸が締め付けられるような切なさにあふれています。

「好きなものが同じ」だけではうまくいかない——そんな恋愛の現実を、リアルな描写で描き出したラストシーンは、観る人の心に深く残るものとなっています。


感想

『花束みたいな恋をした』の魅力は、恋愛の“理想”と“現実”が絶妙に描かれている点にあります。

特に印象的だったのは、居酒屋での出会いのシーンクライマックスのケンカのシーンです。

① 居酒屋での出会い — 「運命」を感じる瞬間
偶然隣に座った二人が、次々と「好きなものが同じ」と気づいていくシーンは、観ている側までワクワクしてしまいます。

「こんなに価値観が合う人がいるんだ!」という高揚感や、次々と話が弾んでいく楽しさは、誰しも「こんな出会いがしたい」と憧れずにはいられません。恋の始まりのドキドキがリアルに描かれた、心に残る名シーンでした。

② クライマックスのケンカシーン — 「わかってよ!」というもどかしさ
終盤のケンカシーンでは、二人がそれぞれの気持ちをぶつけ合います。

「お互いのため」を思って行動しているのに、すれ違ってしまうもどかしさがリアルに描かれ、まるで自分がその場にいるかのような気持ちに。特に、絹が「わかってよ!」と涙ながらに叫ぶシーンは、心に突き刺さるほどの切なさがありました。

「好きなものが同じだからうまくいく」わけではないという、現実の恋愛にあるリアルな側面が、この映画の深みをより一層引き立てていたように感じます。


オススメしたい人

花束みたいな恋をしたは恋愛映画が好きな人にオススメです。

キュンキュンした恋愛を楽しみたい方はぜひご視聴ください。

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画像出典元

映画『花束みたいな恋をした』公式サイト
主演:菅田将暉、有村架純、脚本:坂元裕二、監督:土井裕泰 大ヒット上映中!
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